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ARJを終えてやっぱり走力が大事と気づいた

ARJのトラッキングログを見ると Leg1から早いチームはかなりのスピードでクリアしている。 その時のトップチームである「 2 Dynamite Peak Adventure Australia」 との差は4時間30分位。 途中ですれ違ったが私にとってのダッシュのスピードで行動していた。 結局この最初の差がその後のレース運びに影響し、遅くなればなるほど不利なレース運びとなる展開となった。 例えば、微地形のオリエンテーリングを早いチームは日中にクリアし、私のチームは夜間になってしまって、安全策で遠回りをした。 更にLeg5のラフティングのセクションは早い時間にクリアしたチームは水量も多くポーテージも最低限で済んだが、私のチームは水量が少なくポーテージ区間以外にも水の無い川もかなりの時間ポーテージし、川に入っても岩に引っ掛かり、やっと流れに乗り始めても水流の速度が遅かった。 そして、Leg6のスタート時間に間に合わずにLeg7スタート。楽しみにしてたLeg6が出来なかったのだ。 結局は基本の走力が必要。。。。 私のチームはトレランで上位に入れる男子を抱えていながら、私の走力が足りな過ぎてこのような結果となり、ひたすら申し訳ない気持ちだ。 チームビルディングとしてやっと4人でやっていけるかなと思っていたにも関わらず 次からは私ではなくハイスペック女子を探して欲しいとお願いした。 と は い え 今後スポーツを楽しむにあたり、走力の向上が私の命題となったのは言うまでもない。 そこで先日、強い女子選手と話す機会があったのでどんなトレーニング、食事などをしていたか聞いてみた。 朝起きたらすぐ走り、会社へ行って午前中の仕事をして、ランチタイムに走り、午後の仕事をして帰宅後走っていたそうだ。 そして、週に1度は休暇を取りチームメイトのヘイジスト(平日休みの人)と練習をする。 ということを9か月前からやっていたらしい。 練習内容もとてもハードで、チーム練習の時はマウンテンバイク(MTB)で累積標高2000m,走行距離100km以上というアホみたいな距離練習をしてみたり、河川敷の自転車道路でロードバイカーにスピードで負けてはならないルールでダッシュしたり。 もう、私の想像をはるかに超えるド変態なトレーニングをしていたそうだ。 しか

ARJ後初めて川へ

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ARJに向けて、暇さえあれば川でのトレー ニングをしていたが、ARJが終わった途端行かなくなってしまった。 既に1か月が経過している。 そんな折、川遊びのお誘いいただいた。 是非! 久しぶりに行きたい。 不思議なもので、プレッシャーから解放されて川への興味がなくなったかと思っていたが、何も気にせず楽しめば良いという心地よさに歓喜の声を出したくなる。 ひゃっほー。 さて、本日お誘いしてくれたのは、日本のアドベンチャーレース界では超古株で色々なイベントの主催側にいることも多いT氏。この日はお子さんと、アドベンチャーレースに興味があるという青年を連れて来ていた。 その他の参加者は新婚カップル2組。どちらも爽やかさあふれてます。 いつものようにコーヒーを飲みながら一日の予定を確認し、 午前中に湖でダッキーに乗りフォワードストロークと操船のトレーニングをしていったんクラブハウスに戻りランチ なんと、クラブハウスの下の階で営業しているカフェ モナカさんのタコライス。もちろん美味しい。幸せ。 のんびり一息ついたところで 午後の部はパックラフトでダウンリバー。 私はこの日初めてパックラフトという乗り物に挑戦。 とれも軽い!片手でヒョイと持って放水口スタート地点へ移動が出来ます。 この乗り物はダブルブレードのパドルで漕ぐようですが、操作性抜群。お尻の下にクッションが付いているだけなので重心が低く、周りのチューブはそこそこの大きさがあるので転覆の心配はほとんどない。 川での注意点などの説明を受けた後、さっそくRide On! パックラフトは軽いせいか、川の流れの影響を受けやすい。 パドル操作ですぐに方向転換が出来るので、軽いタッチで方向の修正をするだけだ。 最初は船の動作が把握できず、恐る恐るカップスターの瀬を抜ける。 早速水に落ちる人も出没。この日は気温が高く湿度も高い。 私も落ちちゃおうかな。 スタートの瀬とスラロームコース。パックラフトならスラロームも出来そうだ。 とても操作性が良い。 また、先ほどの人が落ちた。 良いなぁ~、満喫してるなぁ。 次はお待ちかね三つ岩だ。 今回は初心者の方もいたので左側の迂回コースへ。行ったことが無かったので良かったが、やっぱり真ん中へ行けばよかった。絶対面白い。

恐ろしやMTB

マウンテンバイク(以下MTB)でシングルトラックを激走するのはお好きだろうか。 私は大の苦手。 うらやましいことに大好きな方も多い。 そんな方にはこのエントリーは全く何のことか分からないかもしれない。 私は下り系スポーツ全般得意ではない。 唯一サーフィンが好きだが、メロウな波を追い求めるロングボーダーだ。 強い刺激は必要ないのだ。 初めてMTBにまたがったとき、「しんじゃう」位の恐怖に襲われた。 怖いのだ。 スピードに頭脳が付いていかないのだ。 しかし、アドベンチャーレースにMTBは付き物。 はじめてレースに出ると決まったある日。 もう逃げられない。レースまで特訓しかないと心に決めた。 MTBは主にアメリカ、ヨーロッパで作られている。 日本人の中でもかなり背の小さい私は自分にあった自転車を求め自転車屋さんに注文し、お取り寄せして1ヵ月で納品となった。 これはそれほど時間がかかったわけではない。 自転車とはこんなモノなのだ。 もっと時間がかかる場合もある。 自転車を購入するかどうか迷っている人はこの辺も考慮にいれる必要がある。 乗り方の基礎とやらがあるようだが、私の交友関係で教えてくれそうな人はいない。 自転車屋さんに相談すると、購入者特典だろうか?教えてくれるという。 自転車屋さんがお休みの水曜日に比較的人の少ない公園へ出かける。 【乗車】 トップチューブ上にまたがるようにして漕ぎ始める ケンケン乗り(左右) 【漕ぎ方】 ハンドルの握り方 シートポジションと姿勢 ペダルを効率よく回す 【カーブの曲がり方】 手でハンドルを動かすのではなく体重移動でカーブを曲がる。スラローム練習 【登り方】 斜面が急で、タイヤに無駄に力をかけるとスリップする。スリップしないようなトルクを加減する。 【下り方】 後傾姿勢をとる。乗車、降車時はサドルの後ろで乗り降りする。 【段差の超えかた】 登りの段差、ギアを軽くして強く漕ぐと前輪が持ち上がる。これを利用してタイヤにダメージを与えず登る。 下りの段差、段差の大きさに合わせて後傾姿勢を調節。膝のクッションを使って衝撃に備える。素直に落ちる方向へ前輪を向けると安定して進める。横を向くとスリップする。 後輪がロックすると横滑りするだけなのであまりブ

集中力が低下している

ARJが終わってから、疲れなのか、もともとあまり集中力が無いのか。 集中力の低下が気になっている。 しかし、しがない勤め人の私は今日やらないとお給料をもらえなくなってしまう事があるのだ。 頭をクリアする方法について調べてみた。 これには2つのアプローチがある。もちろん両方をやった方が良い。 ワーキングメモリという、前頭前野が司る脳内常駐メモリのようなものがありこれをコントロールするということらしい。 一つは、 【使用量を少しでも減らす。】 たとえば懸案事項などはチェックシート化をしていったん頭から追い出す。 携帯電話の通知を切る。ちょっとした割り込みが入るとそれだけで集中力が低下するのだ。 もう一つは、 【ワーキングメモリの拡張。】 これは、よく瞑想が効くとか本には書いてあるが、、、うわっ~瞑想ってあれでしょ、麻原彰晃がやってたやつでしょ? ・・・のようにちょっとビビる。 でも、よく聞くと何か1つのことだけに意識を向けて他のことを意識しないようにするトレーニングだという。 トレーニングならできるw やり方は呼吸に意識を向けて他の事が頭に浮かんでも、また呼吸に意識を向ける。 これを繰り返すと良いらしい。他の事が頭に浮かぶのはまったく問題なく、気がそれたことに気づくことがトレーニング効果となるらしい。 これなら集中力が散漫な私にもできそうだ。

寒さに強くなる

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Twitterからこの記事に来た人は既に私の発信したことをご存知かと思うが、 私は寒さに比較的強いほうである。 女性は寒さに弱いといわれるが、ARJのような条件下に置かれると女性は環境変化に強いせいか男性メンバーよりは寒さに強いように思える。 しかし、私の場合は生まれ持った性質ではない。 以前はかなりの寒がりだった。 しかし強くなりたいと思い試行錯誤してみたのだ。 そのとき寒さに強くなるには。以下の3つをバランスよく強化した方が良いと気づいた。 皮膚のセンサー 自律神経のサーモスタット 筋肉などの発熱装置 1. 皮膚のセンサー  皮膚が寒さを検知し、身体のその他の機能が動き始める。 まずは、寒さを検知してその次の機能が作動するきっかけを作るところを鍛える。 ただし、ただ寒い思いをしてもあまり効果はない。 風邪をひいたり自律神経が乱れたりする位なら暖かくしている方がよい。 実際には皮膚を寒さにさらすけれども、身体は冷えてしまわないようにする。 私は、冬の日の朝起き抜けに半そでのTシャツで家じゅうの窓を開ける。すぐに暖房は付けてしまう。どうせ家はすぐには温まらない。その後空気を入れ替えたら窓を閉める。 ひんやりとした空気に肌をさらすだけでよいのだ。 2. 自律神経のサーモスタット  学生の頃理科の実験で冷たい氷水に指を付けて指の温度を測ったことは無いだろうか。 氷水のせいで一度は温度が下がるが暫くすると指の温度が上昇していく。 人間は恒温動物なので、身体が冷えても元の温度に戻そうとする力が備わっている。 ただし、この力を使わないでいると機能がどんどん落ちていく。 お風呂に入った後に冷水で脚を流すなどを行う。 3. 筋肉などの発熱装置  筋肉量は発熱量と直結している。筋トレをして身体が変わってきたと感じてくると同時に  世の中が暖かく(ほんとの意味で)なったように思えるのだ。 ただし、血流が良くなかったり呼吸器系に問題があった時(風邪をひいたりしたとき)は  この限りではない。血液サラサラ、呼吸器が快調でかつ筋肉量が多いと暖かく感じるよう  だ。 ここに書いたことはどれもどこかで聞いたことがある話だと思うし、目新しい情報では無いかもしれない。 しかし、寒さ対策としてはどこか1点を頑張る

トレーニングが続かない時の対策

ARJに出ると決めたにも関わらず、 やらなければならないとわかっているにも関わらず、 トレーニングする気持ちが乗らないことがある。 これは、どんなに強くやろうと思っていても一度や二度はあるものだ。 人は1日に9,000回位小さな意思決断をしているらしい。 朝起きて、まず歯を磨くか顔をあらうか。服は何を着るか。朝食は何を食べるか。 日々なんてことないことをたくさん決めている。 ただし、ある程度を超えると人は意思決断力が低下し物事に手を付けることが出来なくなる。 普通の社会人をやりながらトレーニングをしなければならない人は、人より意思決定しなければならないことが多い。 生きて行く上の優先順位が低いトレーニングは必然的に後回しにされていく。 こんなことにならぬよう日々の生活に工夫が必要になってくる。 【ルーチンワーク化】 可能な限りのありとあらゆることをルーチンワーク化するのだ。 朝起きてから仕事に向かうまでは可能な限りルーチンワークにする。 仕事に行くときに着る服はパターンを減らし組み合わせも限定し朝クローゼットで迷わないようにする。などなど。 【先延ばしの意思決定を減らす】 物事を先延ばしにすると、常駐メモリのように意思決定力を消費し続けてしまうので、TODOリストを作成し、いったん頭の中からその対象を消す。 週末のトレーニングの準備などは持ち物リスト、移動予定などかならず文字に起こして必要になるまで考えなくても良い仕組みづくりをする。 【頭の中の蓄積した疲労を取る】 トレーニングがなぜかできない。疲労は抜けているはずなのに意思の力が働かないような時は頭の疲労を疑うようにする。 【モチベーションを上げる】 本来であればトレーニングの内容は目的に合った強度、時間などを行わなければならないが、トレーニングに着手しない事には話にならないので、細かなトレーニングメニューはいったん忘れる。 朝の支度の段階でトレーニング時に着るものなど一式用意してしまう。 トレーニング記録を内容でなく着手したかどうかだけの単純なものにする。 着替えて5分やれば合格だ。 合格が増えると人はモチベーションがあがるので、次もやりたくなる。 優先度があがるのだ。 【自分に優しくする】 それでも、やる気が出ないときは一回ダメ人間になる

トレーニングの種類のバランス

マルチスポーツをやっていると、どうしても優先度を決めてトレーニングをする必要が出てくる。 全部を全力でやるなんて無限に時間がある人でなければ恐らく不可能であろう。 基本は「RUN」、「自転車」 ARJの場合はここに「ラフティング」が入ってくる。 認定試験の各項目も合間合間に練習が必要だ。 それまで、 平日 筋トレ(またはSAQなどの特殊トレーニング)7割: RUNor自転車3割 週末 RUNor自転車 7割、ロープクライミング1割、パドルスポーツ2割 筋トレ ◇ RUNor自転車 〇 ロープクライミング △ パドルスポーツ ■ 月 火 水 木 金 土 日 ◇ 〇 ◇ 〇 ◇ 〇 〇 ◇ 〇 ◇ 〇 ◇ ■ ■ ◇ 〇 ◇ 〇 ◇ △ 〇 ◇ 〇 ◇ 〇 ◇ 〇 〇 ◇ 〇 ◇ 〇 ◇ 〇 〇 ARJに向けてこんな感じにトーニングの構成を変更した。 月 火 水 木 金 土 日 〇 〇 ◇ 〇 〇 ■ 〇 〇 〇 ◇ 〇 〇 ■ 〇 〇 〇 ◇ 〇 〇 〇 ■ 〇 〇 ◇ 〇 〇 ■ 〇 〇 〇 ◇ 〇 〇 〇 ■ 更に平日の週に2日はスローロープを投げたり、懸垂下降の手順を確認したり、ラフティングの素振りをしたり。 実際のところ週末は追い込むことが多かったので月曜日などはトレーニングを