ラフティング

先日ラフティングの練習をしてきた

アドベンチャーレースワールドシリーズinNAGANOでは、ラフティングが競技として組み込まれている。
技術認定もある。
なのでそもそも競技として成立するくらいの技術が必要だ。
私のラフティングの経験はお遊び程度しかない。

メンバー2名はガイド経験ありなので、このポテンシャルをつぶしてしまわないよう、練習をしている。
場所は東京都青梅市御嶽みたけラフティングクラブ。
ここでは、ラフティング競技が広まってほしいという、あつ~い気持ちで教えてくれる人がいる。私は週に最低1度ここでラフトの練習をしている。
現在できないけど認定するのに必要なことは
操舵技術
フリップリカバリー
スローロープ投げ
リバースイミング
である。

そして、実際にレースで必要となる能力はフォワードストローク。
1週間に1度ではとても練習時間が足りない。
フォワードストロークは自宅で素振りをし、川へ出たときにおかしいところを指摘してもらう。

操舵技術・・・ラフトを川の障害物や行きたいラインに合わせて舵操作やスイープという漕ぎ方などができる必要がある。思った方向にラフトを向けるというのは難しい。風や水の流れの影響をものすごく受ける。また、船の形状などから前に漕ぐとラフトの前側が漕いだ側と反対側へ向こうとする力が働くのだ。これら複数の回ろうとする力をコントロールしながら進みたい方向を進むが、人間の力は弱いのでラフトはゆっくりしか動かない。
実際にダウンリバーに出ると川の小さな範囲でも流れの強いところ、弱いところが数センチ刻みで変化があり、岩などがあるとその変化も急激だ。
先を読む力も必要となる。
さらにこれをチームメンバーでやるとなると、処理方法を決めて同じ目的に向かえるよう、意思疎通するよう言葉を定義したり、漕ぎだしの仕方をあらかじめ決めてみたり。
チーム毎にやることは沢山ある。

フリップリカバリー・・・これはラフトが転覆したときにラフトを元の状態にひっくり返して再度乗り込むことを言う。実際にひっくり返ったラフトの上に登りボートを表にひっくり返しなおす。それから再乗艇をして、他のメンバーを引き上げるというもの。
恐ろしいことに、私は再乗艇もまともにできない。

スローロープ投げ・・・ラフトが転覆したときに人がラフトにつかまっていることができず流れて行ってしまった場合、岸からロープを投げる。この時流れてしまった人にロープが届くよう、認定では10メートル以上先の2メートル幅の目標に投げ込むことができることになっている。
これも投げられない。私は昔肩を痛め時々痛いうえ動きが悪い。治さなければ話にならず、現在毎日肩をぐるぐる回すようにしている。
回復にかかる時間と認定試験のタイミング次第か

リバースイミング・・・これには3種類の泳法が指定されている。
ディフェンシブスイミング
アグレッシブスイミング
リバークロッシング。

ディフェンシブスイミングは川に身一つで流された時の安全な流され方とされている泳法の名称。ホワイトウォーター・フローティングポジションなどともいう。
アグレッシブスイミングは川の流れが緩やかなところを見つけそこに向かってクロールなどで泳いで移動する泳法。
リバークロッシングはその名の通り川を横切る泳ぎ方。これは泳ぎが極端に不得意でない人なら注意点をきちんと覚えておけばできるようだ。

それぞれ、川遊びをするうえで重要なことばかりで、落第させるための認定ではないということが理解できる。
しかし、川遊びというのはかくも奥深いのか。

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