自転車用マップ台

アドベンチャーレースのバイクセクションで地図読みをする際、あると便利なのがマップ台である。
現在二股になっている洗濯ばさみで地図とハンドルを挟み込んで地図読みをしているが、真剣にマップ台なるものを検討したいと思う。

インターネットでマップ台を探すと一昔前の情報なら出てくる。
専用品は海外製で調べてみると販売終了だったりする。
見つかってもなかなかの高値なうえ、海外からの輸送費用もばかにならない。

一昔前の情報でも自作の仕方については役に立ちそうではあるが、細かな作成方法の記述はなかなかみつからない。

このようなモノづくりは、男性は得意な方が多いが、女性は苦手な人も多いと思う。
・どうしたらハンドルマウントできるか
・回転台の仕組みをどのように作るか
・材質は何を使ったらよいか
・加工はどのようにしたらできるか
・地図をはさむ仕組みはどのようにしたらできるか
などさっぱり分からなかった。

アドベンチャーレースは専用品が無いことが多いので自作する力は重要なのだが、女性レーサーは苦手な人が多い。乗り越えなければならない事が多いのである。
かくいう自分も苦手である。
でも、これは女子でもできそうだと思ったので紹介したい。

まず用意するもの
QUAD LOCK の台座と上に乗せるもの。







因みにこれを購入した後、MINOURA のカメラマウントの方が安くできることに気づき地団駄を踏むw




それから、
ホームセンターで、
・1mmの厚さのPET樹脂(200mm×300mm)
・台座接続用に2mm程度の厚さのアクリル板(100mm×100mm)
・小頭ネジとナット(太さ3mm長さ10mm)

100均で、
・千枚通し
・カッター
・260番位の紙やすり
・カッターや千枚通しを使うときに下敷きにする板
・定規
・ペン
を準備する。
※ 1mm~2mmのPET樹脂やアクリルなら普通のカッターで切ることが可能です。




準備が整ったら以下の手順で作業を行った。(本当は順不同の所も多いがお許しあれ)

PET板
 200mm×300mmで長いので200mm×200mmの正方形に線を引く。
 中央にネジ穴をあけるので100mm×100mmの位置をマークする。
 面取りしないと危ないので四つ角の5mm(計8箇所)に印をつけて線を引く。

 下敷きを引いて、カッターで正方形を作る。
 面取りをする。
 中央のネジ穴にキリで穴をあける。ネジのサイズにぴったりフィットするよう、サイズを確認しながら開けていく。
 


アクリル板
 Quad Lock のユニバーサル・アダブタが中央の下の方、ネジ穴を中央の上の方に来るよう、位置を決めてマークをする。
 キリでネジ穴をあける。
 面取りするために角を切り落とす。(ちょっとだけで大丈夫)
 Quad Lock のユニバーサル・アダブタを指定の位置に張り付ける。

面取り
 紙やすりで、PET樹脂、アクリル板のカドやネジ穴付近を触って痛くない状態までこする。
 
ねじ止め
 PET樹脂板とアクリル板をネジでとめる。

これで一応完成。自転車に取付けてダブルクリップなどを地図を抑えるのに使えば完璧!

注意点!!
普通にねじ止めしただけなので、くるくる回るターンテーブルではないです。
うっかり回すとネジが緩みますww
今後対策があれば情報を更新します。

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