ロジスティックプラン発表

5/24に大会事務局からロジスティックプランが5/30に発表になるとメールにて告知があった。
大会2週間前に出る。。。
これを元に荷物を考えようと思っていた私は5/30ドキドキしながらメールが送られてくるのを待った。
夜22時過ぎメールが送られてきた。
大会事務局の方はこんなに遅くまでがんばっていたのか。。。頭が下がる。

そして慌ててて中身を確認する
私にとって初めての国際レースなので、このレベルの内容が公表されるっていうのは知らなかった。
25km累積標高2660mが8時間から16時間かかる???
どゆこと?
大会ルールにちらっと書いてあったスタンドアップパドルボードがある!
自転車の距離が約70kmと80kmの区間がある。
ラフティングが47km。日本にそんな場所あったっだろうか。
バイクボックスと補給ボックスがあるのは知っていたが、KAYAK袋なるものがある!
などなど、色々なことが分かった。

さて、ここから持ち物リストを作るのが大変そうだ。
まず、ボックスAとは、TA毎に配置しておくことができる補給用の箱。長期の広大な規模の大会となるとボックスB、ボックスCと増えていく。


装備を入れておけるものは


Bike Box
 1人にひとつ
 バイクを入れる
 1箱あたり30kgまでの受領に収めること


Box A
 容量:約100L
 数量:1チームにつき1箱
 最大重量:ボックス本体の重量(約4.2 kg)を含み、総重量が25kg


KAYAK 袋
 詳細不明(ラフティングの道具を入れられると想定)


まずは何はなくとも必要なエネルギー源の収納計画。
基本的に行動食のみでも問題ないようにBox A にアクセスできるTA単位にエネルギーを計算する。
基本の計算式は以下を用いる
メッツ(Mets)×体重(kg)×時間(h)×1.05=[必要なカロリー]Kcal
Leg1 なら =7Mets*50kg*12h*1.05 のような感じ


①Start   Leg1 4410 Kcal


②TA1 Leg2,3,4  3491 Kcal


③TA4 Leg5  2388 Kcal


④TA5 Leg6 3307Kcal


⑤TA6 Leg7 1470 Kcal


飲み物は各TAで水が手に入るので、極力持たない。
それでもペットボトルのコーラを持ちたがるメンバーもいるだろうから、余力を残す必要がある。
一人あたり5kgまで使える計算なので各自調整し最終的な計量時に再度メンバー同士の譲り合いなどを行えばよいだろう。


運動強度はあまり高くない7Mets で、時間はトップ選手と完走ペースの中間くらい。
ただし、中間くらいにレースを勧められ保証はないので、体内にある血中カロリー2000Kcalと
TAで余裕があれば介護食、野菜ジュースなどを摂取することで、誤差を埋める計算だ。

実際に梱包する。
自作トレイルミックスを1000Kcal程度を5つ作る。
それ以外にジェルやトレイルバーなどを1つのLegで同じものが2つ以上にならないように1000Kcalほど作る。
これが基本形。
そこから、エネルギー消費の多いLeg1などはパンや羊羹など普通に食べておいしいものをチョイス。
今回Kcal微調整として黒糖ドーナツ棒 90Kcalを持っていった。
ケトンを使える体質にするために中鎖脂肪酸を摂取し糖質を控えた生活をしていたせいか、普段運動中にまったく食べる気がしない黒糖が最後の1ヶ月のトレーニング中とてもおいしく感じた。
実際レースでも、私の癒しとなった。

そして、MTBのセクションでは、基本的にジェルなどの補給しやすいものをメインに①~⑤の摂取カロリーの入ったセットをA3のジッパーバッグに入れ、マジックでTA1 何カロリー などとメモをした。

これで、TAにはいったとき、そのTAの名前のついたジッパーバックを取り出し、ごみと共に余った補給食をBox Aに戻してしまう入れ替え式の作戦にした。

で、お楽しみのエクストラバックをやはりA3の袋に1つ作り、介護食や野菜ジュースなど大きな休憩のときに食べたいものを入れる。


これでBox A は完成だ。


次にBike Box
30kgまでなら何を入れてもよいらしい。
私の自転車は15kgくらい。
箱は3kgくらいはあるだろうか。
残り12kgは自由に使える。
これには
トレッキングポール0.5kg、
Leg6で使用する登攀道具0.5kg、
それから着替えなど1.5kg
(着替えは事前のチームの相談で天候が悪い1日目のために1セット。
重さに余裕があったので下着とドライレイヤーの予備、それから、メインの雨具(MHW コフュージョンジャケット)が大きいので、後半晴れたときに備えて、古いストームクルーザー。靴。手袋)

それ以外に自転車を養生するための発泡スチロール、各TAで備忘録のメモをパウチしたもの。予備電池やLeg1のみで使用予定のPetzl Myo RXP、帽子、ガーニーグー、マジック、予備のグローライトなどなど、2kg位だろうか。

これで必要充分を満たしているはずで、後は万が一に備えたものを準備はしておくが、まずは箱には入れないで現地で決める。

最後にKAYAKの袋。
重さの制限は書いていない。
まずは、必携品。
それからラフトは夜間になる確率が高いので防寒としてホットカプセルの長袖を持っていく。
脱ぎ着がしやすいし動きやすい。最強だ。


最後の週末はこんな準備をしているうちにあっという間に過ぎてしまった。

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