(後編)自転車用前照灯が壊れた(CAT EYE VOLT800)その2(アクリル樹脂を使用して成功)
前編
自転車用前照灯が壊れた(CAT EYE VOLT800)その1(レジン失敗)
レジンを使ってLED-UVで固めた場合は簡単にツメが折れてしまったので今度は
エポキシ樹脂???と思って調べたら、どうやらエポキシ樹脂はプラスチックの造形というより、金属などへの接着が主な用途なようだ。
悩んだ末ホームセンターへ行くと
アクリル樹脂系接着剤の武藤プラリペアPL-80というのが販売しており、これを試しに購入した。
造形をするのに型を取るが、そのための専用品も買ってみた。
その名も型取くん
内容
このプラリペアは結構匂いがきつい。
購入しパッケージをあける前から歯医者さんで詰め物をするときに塗る薬の匂いがする。
プラリペアは公式サイトに詳しく使い方が書いてあるので参考にしてほしい。以下は自分でやった手順。
① まず初めに型取くんを90℃のお湯に3分間浸す。
② 触っても熱くない温度になったら、丸めて造形したい場所の見本に型を押し付ける
(型は必要な部分だけ取るのではなく回りの部分も型をとると、位置のずれが少なくなる。不要な部分は後からいくらでも削れるので、大胆に行きましょう)
③ 型取りくんを押し当てて暫く待つと、固まってくる。十分固まったところで型を外す。
④ 次にプラリペアで型に粉と溶剤を流し込む
⑤ 補修の対象にもよるが、VOLT800 の台座に噛ませる爪の補修をしたかったので型に粉をかけてニードルから溶剤を流し込み、VOLT800 の本体に型を少し強めに押し付ける。
⑥ しばらく待つと、硬化してくるので型取りくんを取り外す。
以上。
簡単なのである。
なお、プラリペアは冷暗所保存のため、冷蔵庫に入れておくと良いだろう。
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