懸垂下降

2月の後半にライバルチームとカヤックを漕ぐ予定をしていたが、あいにくの雨、強風。せっかく作った時間を無駄にするのはもったいないので、ロープクライミングができるジムで懸垂下降の練習をした。

親切なジムのスタッフは懸垂下降の手順などを教えてくれたので、それを元に手順を作り反復練習を行った。
ラッキーなことに、この日ジムは人がとても少なく自由に練習ができた。
この日の手順としては
① セルフビレイをセット
② ハーネスのギアラックに安全環付きカラビナにエイト環の小さいほうの環を通したものぶら下げる。ギアラックにあるエイト環にロープを通し、安全環付きカラビナのゲートを開けてロープをエイト環の反対側にロープをかけながら、ギアラックからハーネスのビレイループにかけなおす。
③ エイト環のセットテストをする。
④ セルフビレイをはずす
⑤ クライムダウン(下降)する。
⑥ 着陸
⑦ ロープを緩める
⑧ エイト環に触れないようにロープを外しながらギアラックにエイト環と安全環付きカラビナを戻す。

それから2か月後、ARJ公式の講習会に参加した。
講師はアドベンチャーガイズ杉本さん。私がバリエーションルートへ行くときにガイドをお願いしているREMS本郷さんともお知り合いのようだ。
下降器にスリングを付ける手順で説明を受け、2月の練習はあまり役に立たなくなってしまった。

個人的には下降器にスリングを付けてエイト環ではなくATCを下降器として、プルージックでバックアップを取って下降するのが良いのかなぁ、、、って思っていたが、

あくまでも、私の知っているアドベンチャーレーサーの方法だと
エイト環
下降器とハーネスのビレイループの間は安全環付きカラビナのみ(?)
バックアップシステムは採用しない。
らしい・・・

うーん怖い

さて、どのような手順とシステムにするか確定させなければ・・・

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・・・と考えているうちに認定の日(2018/06/04(月))が来てしまった。
結局講習の手順でやることにしていざ出陣w

現地へ行ってみると、美ヶ原のトレラン大会でボランティアをしに来てくれたI島君がいるではないか!なんとアドベンチャーガイズのお仕事をしているらしい。
そして、本講師は海外登山で有名なケンケン氏。わぉ!豪華。

ハーネスを正しく速やかに装着できるか確認をする。・・・ウエストが緩いと指摘を受ける。

危険地帯FIX通過・・・FIXのつなぎ目のところで誤って両方のセルフビレイを外さなければOK。

懸垂下降手順・・・下降器にスリングを付けていたが、スリング無しの方がロックしたとき解除しやすいので勧められた。
2回実施したので、2度目はビレイループに直接カラビナを付けて下降器をセットして実施。
OKをもらった。

あらゆる条件下で安全に下降できる・・・ジム内なので怖い場所は無かったOK

下降時にスタック予防に留意できる・・・髪の毛を巻き込んだり、しなければOK

ということで、すんなりOKをもらった。

空いた時間は好きなだけジムの施設を使ってよかったので、チームメイトにビレイをしてもらって壁を登る余裕まであった。

あとは自分で手順を確立して手早く処理できるようにしなければ・・・

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