国際レースがスタートした

地図が配布され、ロックアウトとなり地図を確認する。まずは大まかなレースの流れを把握し、実際にどのようなルートで進むか出来るだけ計画を立てる。3時間あったはずの時間はあっという間に過ぎていく。

スタート少し前にスタートゲートへ移動するよう指示される。

関係者挨拶のあと全チームで集合写真を撮りあわただしくスタート!
初めにスキー場を駆け上がるので全チームが見渡せる。
さすがコロンビアビダレイドとダイナマイト・ピーク・アドベンチャーははやい。風神雷神は急いでいる風には見えないながらも良いペースで進んでいる。

ふきのとうは流石のパワーでガンガン行っている
うちのチームといえば中盤位で、私が急ごうとしても「焦るな」といわれる。
(とはいえ、すぐに頭に血が上ってペースアップしてしまう人が多いんだが。)

レース中の私の役割はチーム内で一番ペースが遅いので、チーム全体の巡航速度を上げるにはどうしたら良いかを考える。
地図は別のメンバーに任せ、動作に支障が無いようにしまう。
その代わりトレッキングポールを出して使用。少しでも足のダメージを減らす。
チーム必携装備などは全部他のメンバーに持ってもらった。

地図はしまってしまうが私は地図を読むことが好きだ。
なので地図読みに参加はしないが、他のレースだと始まる前になるべく地図を暗記する。
図形の暗記はとても苦手だったが、繰り返すうちに少しだけ慣れてきた。
記憶できる内容がレースを経るごとに増えている。
しかし、このレースは地図13枚、自分には多すぎた。
全然記憶できない。
ちょいちょいメンバー内で相談しているところを覗いて状況を把握する。

CP1を取ってしばらくすると天気予報通り雨が降ってきた。
でも、皆雨具を着ない。
理由はLEG1の結果が今回のレースの結果にほぼ直結すると思われるから。
なので、LEG1はギリギリまで雨具への着替えの時間も惜しむ。
TA1で着替えるのだ。

しかし、LEG1はトップから4時間30分も差を付けられていた。
TA1では全員ずぶ濡れだったので着替えをしたので、1時間30分以上かかった。
身体を濡らしてしまったことはその後もメンバーの動きに影響があった。
この後夜のセクションで、低体温に悩まされてしまうのだ。

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